……?
無理しなければって言う条件付きですがね。
治ります。俺が保証する。
[腕の事を問われたら、ゆっくりと深く頷いた。あまり驚いた様子を見せないタクマにちらりと疑問が浮かぶものの、孤児院の事を聞けば、把握する。
あぁ、と呻きが漏れる。]
あぁ、そりゃあ――そりゃあ、なぁ。
会う可能性もあるよなぁ…。
[記憶を刺激するような相手と出会ったのかもしれない。
「ちょっと、きついだけ、です」との言葉を思い出す。]
……はい、うちんとこの医務室にいます。
時間あれば――いや、無理やりでも時間作って、会ってやってください。
お願いします。
[後で必ず寄るの言葉にはそう返した。]