……僕、神父様になら、 懺悔できるかもって思ってた、のに……。 神父様なら、ひょっとしたら、僕のことを 許してくれるかもって――……。[それは、少年がジムゾンを探していた、本当の理由。だけど、ゲルトの遺体と共に佇んでいたその姿を見れば、誰を信じていいか――そして、誰にすがっていいかもわからず。]