-廊下・回想-[巡回中のラヴィと白猫スノウに出逢った。瞳がキリリと引き絞られ狩人の目になる。][猫もウサギも、どちらも生活の一部のような存在であった。猫は交易で手に入れた穀物をネズミから守るため、そしてウサギは…狩りの対象であった。][狩猟本能を見せた彼女を見て、2匹のホログラムは、果たしてどこまで動物らしい反応を示しただろうか。ふと我に返り]…ごめんね。[もし怖がらせてしまったなら、2匹を抱きかかえるようにフワフワの毛皮を撫でただろう]