― 夜・学校跡地 ―……正直トール絡みのことだったからな。意識と視界の外だった。[>>253呆れたような声には、憮然として言った。ある意味自分にとってさして気にしない――気にしたくない部分だったのだから仕方ないんだとは視線逸らす。そしてそれを思えば、あの花畑で、二人が動揺したのも薄ら理解できる気がした。]ほんとにデートだったのか…あいつら。[ぼそりと一言。]