“もしも”の話はあんまり考えたくないです。
そりゃ、悔やむ事もありますけどね。
もしもの世界を思って後悔するぐらいなら、今、目の前にある事に対して最善選びます。
最善を選べるように、努力し続けます。
あと、タクマさんが戦場に来るまでの間は俺たちの仕事です。敵さん相手に崩れんように、踏ん張るのが俺たちの仕事でしたから。
むしろ褒めてやって下さいよ。
謝罪よりも、きっと、その方が喜ぶ。俺も嬉しい。
それに遅いとは誰も思ってませんよ。
待ちわびてはいましたけどね。
そこにいるだけで、“大丈夫”って思わせる人なんて、タクマさん以外、ゲオルグさんしか知らねぇや。