[そんな気勢の強さとは裏腹に、ソマリの顔色は蒼白で。無理しやがって、と、嗤った男の声はいかにも愉快げで。性感帯として、拘束具として、握りしめていたコウモリ状の羽根から、ようやく手を離した。しかしそれは、更なる責め苦のために他ならず] さァて、これはなんだと思う……?[軍服のジャケット。そのポケットから、"何か"を取り出し、ソマリへと見せつけた]