― 『澱み』の集う場所 ―[ミヒャエルが水面を翔ける姿>>272は、上からよく見えた。龍の爪が掠めた様子には僅かに眉を寄せるものの、それの程度では折れぬとの信もあるから動く事はなく。飛ばせ、の声と共に宙を翔け、逆鱗へと迫る姿を。気合と共に鉤を打ち付ける様子を。上から確りと見届けて] ……お見事![向けたのは短い賞賛]