……カタリナ? どうしたんだ?
[血が落ちるかどうか、ただ覗くだけだったが
立ち尽くすカタリナを見つけ呼び掛ける>>249
いつもと違う服装と雰囲気に、無理もないと
声を抑えて近付いた]
……文字が……。
[ただ次に何と声を掛ければ良いのか判らず
彷徨わせた視線の先の壁。
忌まわしい文字が消えていた事に少し驚いた]
カタリナが消したのか?
そうだよな、こんなの……見ていたくないよな。
[大事な兄の死を馬鹿にしたような文章。
憤りではなく、カタリナがやったのだろうと
共感を示す様に壁とカタリナを交互に見つめて]