人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


蒼眼の天使 カレル


[ 薄れる花の香りの代わりに、
 知らぬ色の月が浮かび上がる>>232
 無駄な足掻きであろうとも胸板を叩き
 顔を背けていた天使の体が強張る。 ]

  ッ、――――ひ、っ……!

[ 引き攣るような声が喉から捻り出され、
 天使の肩に触れていた男の手から
 澱む気持ちの悪い体液に目を見開いた。 

 無垢であろうと分かってしまった。
 翼を侵すこの呪いが何であるのか。
 自らが今何をされているのか。 ]

(274) 2018/03/20(Tue) 00:45:00

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