― 宿屋・受付前>>264>>265>>266エレオノーレ ―
["彼女の感情が揺れ動く時は耳が動く"。
直接本人に確認した訳ではないから何とも言えないが。パーティを組んでいた時から思っていた事だ、正解に近いのではないかと見ている。
そう思えば、ポーカーフェィスに感じなくなってくるから不思議だ。
惜しむらくは、その揺れがどんな感情を現わしているのか分からないといった処か。
無理矢理表現して見せた言葉に反応した耳は、
果たしてどんな感情を含んでいたのだろうか。]
人間に…憧れていた……?
[立ち上がって謝罪した後、彼女に冒険者になった理由を尋ねてみれば。
自由に生きてみたい、とは今まで束縛された暮らしだったのか。人間の何に憧れていたのか。
聞きたい事は増えていったが―――。]