― 聖神神殿・裏庭 ―
[少年の口から漏れた『じーちゃんの鉄拳』との単語に、
『てっけんせいさい』がどうの>>229とは
なるほどこの事か、と一人得心したような表情に。]
ええっ?
日常的にあの音以上の衝撃を受けてるってなると、
逆にちょっと心配になっちゃうけど……と、ここも平気かな?
………うん。
こちらも大丈夫そうだね。
大事なくてなによりだよ。
良かったね、かでぃも。
[平気、という彼の言葉通り、ひとつ頷いて。
自身の縁者と同様に『異常なし』のお墨付きをぺたり。
何時になく心配そうだった彼にも、問題がないことを念押した。]