[手を殴るようにふるって、腕に括るようにした円盾の端で敵を殴り倒し人の壁を突破したところで、軍にどよめきがはしる。
白き軍服>>213が鮮血に染まる。
目立つ容姿、目立つ軍服、目立つ白馬、何よりも目につくツヴァイヘンダー。それらすべてが仇となる瞬間でもあり、崩れた体勢がさらに決定的にする一撃>>202を誘発するが繰り出されんとしていた]
[士気の高さでごまかされていた疲労が一気に氷竜軍の兵へと襲いはじめだす中。距離を詰めるべく遮二無二走る]
(と ど け!!!!!!)
[眠りの女神に抱かれんとするジークムントを、より強固なる意志をもってねじ伏せるような猛りとともに、軸足に力を籠め飛び込むようにして切っ先を防ぐ盾を掲げ、その敵官からの一撃より遠ざけた]