人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍盟主 ディーク

― 修道院跡/南岸 ―

[盟主を含む騎馬たちは、戦場の外側を大きく回るように南へと駆けた。
射ち放す矢が追う乗り手を射落す。
それでも、敵騎兵の訓練された馬術は巧みに矢を躱していた。

やがてダーフィトの指示に従って九騎が去れば、射撃はやむ。
盟主との距離が近すぎて、射てなくなったのだ。]


 降る気がないなら、


[言葉を返しかけた盟主は、聞こえてきたもの>>261に首を傾げる。]


   …… 話?


[血が流れる彼の首筋を見ながら声を落とす。
馬の速度が少し緩んだ。//]

(273) 2016/02/22(Mon) 22:11:22

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