[慣れ親しんだ船内を走る。
音が聞こえたのは?
大きさと、反響から考えて、おそらくきっと……]
っ、はぁ……はぁ……
[現場に駆け込む。
それは3発目の銃声が聞こえたと同時だったか。>>270
その先に広がるのは……カレルと、マーティン……。
満身創痍の二人……。
そして何より。
真っ赤な血の海。 ]
っ!!
カレル!!マーティン!!
[カレルに視線を飛ばし、生きていることを確認。
そのままの足取りで、血の海に沈むマーティンに近づいた。
スノウちゃんに告げられた名前。
どうしようもないと分かっていたから……。]