[バー・カウンターからお酒を拝借する時。>>226
他に何か面白いものはないかな〜と戸棚のチェックをして。
つまみになりそうなナッツ類を発見。
ありがたくいただきます。
見たこともないバーテンダーに感謝。
引き出しを開けて見つけたのはアイスピックだ。
きっと軽食として出す果物に使うものだろう。
光を反射して鋭く輝く。中々に鋭そうだな。
何本かある中から吟味し、
2本程上着の内側にしまいこんだ。
何事もなかったかのように、椅子に座って一人飲み始めていれば、
緑髪の男がメイン・サロンに入ってくるのが目に付く。>>228
一人で飲むのも寂しいし、声をかけてみようか。
なにより、誰が『人狼』かを知りたい。]
そこのお兄さん、良ければ一緒に飲みません?
[グラスを揺らしながら言えば、氷が涼しい音を上げる。
我ながら陳腐な誘い文句だ…あれ、冷静になるとかなり恥ずかしいぞ。
相手が男の人で良かった。
声は聞こえただろうか。
誘いに乗ってくれるようならグラスを渡し、他に予定があるなら残念に思いつつ端末で時間をつぶすだろう。*]