……お前たちの想いは、理解した。 "鍵"の継承者を立てるに不服はない……が。 一つだけ、問わせてもらいたい事がある。[口の端に笑みを刻みつつ、視線は真っ直ぐ、"鍵"を手にした青年騎士へと向く] ……その想いに、伴う『力』。 それが、あるか否かを、な。[力伴わぬ想い、思い伴わぬ力。 どちらも無為と見なすが故に。 そこを知らぬままでは、未来《さき》託す訳にはゆかぬから。*]