[杖の青年を襲うことも、命令されることもない様子で、幼い魔物たちは去ってゆく。] あちらの方にもう一人誰かいるようです。 あなたの探し人であればよいのですが。[そう言って指差した方角から、元気な小犬の鳴き声がしたのだった。>>271]