[>>268どうやら相手を驚かせてしまったらしい。名乗りからは所属は知れなかったが、他所者と聞けば航空士官を乗せているのだと思い出し。愛機の直るまでの短い間ではあろうが、頭に留めるように彼の姓を心の中で復唱する。そして続く言葉に耳を傾けていた。]失礼しました。自分は中尉です。……指令室ですか。[彼の進もうとしてた先。それは自分の出てきた甲板の方向とは2(2x1)1反対だった。2合致していた。]