まあ、そんなもの、かもしれない。形あるものはいつか必ず失われてしまうものだから。……とても、遠いね。[任務については何も言わない。何も言えない。今回も同じ。昔を懐かしむ様なヴィンセントからそっと視線を外して、もう一度、光の消えてしまった円を見詰めた**]