[ 赤い、魔の瞳が、間近に覗き込む。昏く明々と愉悦と禍々しい喜びを浮かべて>>267 ][ そして同時に、届いた声......声>>269 ](あ、にうえ?)[ まるで、遠い記憶に促されたように、無意識に手が胸にかけた袋から小さな一粒の真珠を探り出し、それを指先の力のみで砕く ]mense purus[ 小さな詠唱と同時に、月の精霊の加護と呼ばれる浄化の力の欠片が男の内に流れ込んだ* ]