どのような親から生まれたことであれ、赤子に罪はなく選択肢もない。 どうせやつらのことだ。誰ぞ適当に里親にでも出すのだろう。それまでそこの者も我が供物もその身を誰かに自由にさせることは我とトール…それに先にいたコンラートなども許さぬ。 我が観察した限り、人間は好奇心を持ち、適度に怠惰で傲慢な生き物だ。それを続けておればよい。