人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[旗艦隊には、四隻の巡洋艦が所属する。
ゲオルグは今回、それを二つに分けて配置した。

ひとつはナハティガルを含む二隻、これは戦場左翼、つまりは戦艦より見て南側に配される。行動に自由の利きやすい配置であり、タクマ率いる味方艦隊にも近い配置であるが、それだけに帝国艦隊の激しい攻撃が予想される、即ち激戦の予想地点であった。
ナハティガルと組むのはやはり同じく歴戦の巡洋艦、先の戦いにも比較的損害軽微に立ちまわっていた艦である。

水路中央、ここを守るように置かれるのは戦艦二隻。更には北側に巡洋艦二隻が配されて、今回はいずれも単縦陣を基本とする。流動的に変化する戦場に対応し、小回りに手早く動くための配置であった。

帝国側から見れば、あまり守る。という印象を与えない布陣ではあろう。実際にこれは守るためではなく、帝国艦隊を迎え撃破せんとの意を持った布陣である。]

(271) 2015/11/13(Fri) 22:43:50

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