― 巡洋艦ナハティガル/医務室 ―
不思議っていうか。
今、いろいろ、忙しい時じゃないんですか……。
[笑いながらの言葉>>269に、若葉色を伏せる。
ぼそぼそと反論してはいるが、本当はわかってはいる。
今回の戦いでは、最初の最初から生死不明だった自分の事を放っておくようなひとじゃない、というのは。
ただ、今のぐちゃっとした精神状態では会いたいような会いたくないような、そんな微妙な気持ちも生じていて、それが言葉になっただけの事で]
…………。
[何か言わないと、と思って口を開けて、結局何も言えなくて、閉じる。
子供の頃、感情の整理がつかない時によく見せた仕種は今でも変わっていなかった。//]