― 中庭 ―どういたしまして。ありがとう。先輩達のお陰だ。君もあの後も地上で頑張ってくれていたんだろう。お疲れ様。[>>265笑顔で頭を下げる後輩に笑みを向ける。]……そうか、それは良かった。その子が元気に育ってどんな力に目覚めるのか楽しみだな。[仔竜が騎乗できる大きさになった頃にはこちらも卒業が近いかもしれないが。リーゼロッテは努力家のようだし、きっといい騎竜師になる筈だ。そう思いながら、将来が楽しみな後輩達に笑みを向けた。*]