―レストラン→第二エリア通路―
[自室へと帰るつもりで、誰もいないレストランを後にした。そのまま通路を歩いていると、背後からおーい、と声。>>265
振り向いて、姿を確認すると遠目からでも明らかな……ボッロボロのダーフィトであった。]
……、えっ!?
だ、大丈夫なんですか!!
医務室、行きましたか?
[一呼吸分、絶句した後、慌てて駆け寄る。
この男も、どちらかといえば自分を大事にしない嫌いがあるということは、言動を見ていれば容易に想像できる。
てっきり行っていないのだろうと思い、そう言ったのだが、落ち着いてよく見れば、手当されているのが分かって胸をなでおろす。>>41
確かメリーとの接触に向かった筈だったが、メリーがダウンしたアナウンスが流れた以上、それは失敗したのだろうと知れた。]
……でも、生きててくれてよかったです。
メイン・サロンも、誰かさんが轟音を響かせて去った後、無事隔壁を降ろせたので、守りきれました。
[一歩間違えれば…という傷を見ながら、状況の過酷さを知り。
あえて、暗くならないように、ニヤリと笑う。]