私が護られる立場にあることは十分承知している。そなたが戻るまで大人しくしている故、必ず戻ってくるのだぞ。[船室の入り口で足を止め、念を押す相手>>268に口端を持ち上げた。入り口に残る、ということはその分外の影響を受けるという事。波に流されるということもあるやもしれない。そういったなにがしかのことも乗り越え戻れ、と告げて、アデルは他の護衛を引き連れ統制室へと向かった]