人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


黙示天使 アデル

 ― 静観の刻 ―

[初めの裁きより数日。
 人間らは宇宙船発射場や関連施設から撤退し、目立った抵抗も見られなくなった。
 天使側もまた、空を征く船の破壊こそ徹底されていたものの、人間側がそれらの手段を回避すれば力を揮う機会は減っていった。
 武器を向ける者への粛清を除けば、威圧のための散発的な攻撃が見られる程度となっていっただろう>>247>>248]

[無論警戒の目を緩めることはなかったが、水面下の動きは天を舞う白翼の知る所ではない。
 無闇な破壊活動は、かえって天の威光を傷付けるものともなろう]

[そんな折、ひとつの目を引く建造物>>259が、黙示天使の目に留まることとなる]

(271) 2017/11/02(Thu) 19:45:45

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby