それじゃ、いい旅を。お二方。 ネオ・カナンまではまだまだ時間がかかる。[最後に別れの言葉と、大仰な一礼でレストランへと赴く二人を見送った。後。] さぁて、腹が満たされて、 眠気もそこそこ飛んできた。…と、なれば。[ダーフィトは悪戯を思いついた子どものようににかりと笑みを浮かべて、足を一歩踏み出した。] 食べて直ぐに寝ると牛になるってな。 俺も、牛になるのは御免被りたいからね。[散歩がてら寄っていこうかと独り言ついでに足を動かし動かし向かうのは、第二エリアの一隅。*]