[突出した軍のため、傭兵がわざわざ強行などするものではない
実際いくらかの傭兵は適当なところで敵兵と槍を併せており、周囲にいる傭兵は多くはない。
金をもらい戦争をする傭兵ではあるが、その天秤が命とかけられるならば、命をとるべきであり傭兵としては残っていったものこそが正しく自分たちは間違っている……と、わかっている。わかっているのにも関わらず]
なあ、お前ら。今まで間違って生きてきたんだろ?
[今戦列をともにしているのは、あの時集った>>51傭兵の中から十名ほどであった。不思議なものだ
元はといえばだ。単独で傭兵募集に応じても安く買いたたかれる。集団であれば価値があがる。だからこそ群れをなした傭兵。
数はわかりやすい力というのは価値があり、そして同時に雇わなければ、敵対勢力にその集団がまるまるいってしまうという危惧も抱かせる。そんな利に集った者たちのはずだったのに]