『ま、まあそんなところです。
あ……なんだか、何から何まで申し訳ありません。』
[以外にも、会話が続いたことに感謝しながら星はそのまま差し伸べられた右手を>>254取り立ち上がる。
その様子をじーっと見ている妹にはやれやれと肩をすくめては]
『えっと、はじめましてですかね。
貴方の事は試練中からも見させていただきました。
俺の名前は鞘木星。そこで隠れてるサシャの契約者です。
試練の間はいろいろと妹を助けていただきありがとうございました。』
[ゆるく流している髪を揺らし、軽く会釈をする。
彼が居たおかげで――いや、彼のような人が人狼だったことを感謝してはいるが
それは口にはしない。したら、彼を貶しているように思えるから。]