[かつて、兄のものだと教えて貰った、
ナネッテの澄んだ空色>>3:164を見つめて。
その瞳が移植だということや、
薬のことを思い出しながら。>>3:159
私が弟を守ろうとした“約束”に、
彼女が自分を重ねて
眩しいような妬ましさを感じていたとは知りえず>>3:165.
彼女が私に思ってくれている“救い”にも>>3:166>>4:147
今は気付けずに。もっとも――…。
“あなたが守った船を、私も守ります”>>95
守りたい約束があるから。
“託された想い”>>3:313>>4:194があるから。
私には、死は――…”救い“にはならないだろう。
今は――…まだ。]