人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


シェーンバルト王国王子 カレル

[魔弾の残滓が軋んでたまらないけど、強くイメージすれば身体は動く。
身体を鍛えることに重きを置いた竜の教育方針の賜物だ。

蛇のごとく関節を絡めとって態勢を崩させると、エトヴァルトにのしかかった。]


  それでも、──待ってる。


[それは、受け身の庇護を求める言葉ではなく、自分のすべてを尽くした先の信頼の誓い。

カレルはエトヴァルトのローブの首もとの布を逆の拳に巻き込む形で頸動脈締めを仕掛けんとして──弾けた魔力に両者の間は引き離された。

手に残るのは──]
 

(270) 2014/09/21(Sun) 23:57:56

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