―談話室― うん、ヨアも、徹夜の看病で疲れただろう。 たくさん食べて、少しゆっくりして。[ヨアヒムの挨拶に、同じく、おはよう、と小さく微笑んで。サンドイッチを頬張る様に。ヤコブが目覚めて、ヨアもどんなにほっとしただろう、と此方も少し安心する。自分に心からの大切な人達のように、ヨアヒムにとってのヤコブもそうなのだろう。と、二人の様子や、先程の泣いた後のような目元からも、思えていたから]