[一緒に行動する相手が人狼だったら。>>239
ガートルードの言葉に、その可能性があるのかと、顔を顰める。
結局のところ、この状況下で安全などない。>>240
その言葉の、通りなのかもしれない。
“各人の判断で、なるべく危険を避けるように”
少し考えたあと、彼女の指示に、首肯して賛同を示した、そのときのこと。
サロンの向かい側、離れたあたりから聞こえたその声に、思わず振り返った。>>230]
ハーラン?
お前、何言って、
[“皆殺し”
この状況下であまりに異様なその言葉に、口元に浮かぶ笑いに、
知らずのうちに、体が警戒態勢に入ってゆく。
自分の意見の甘さは、指摘されればまったくもっともではあるのだが、>>231
その言葉よりも、態度が異常だった。]