――……最終的に、二人で添い遂げたいなら
今出てきてくれた方が良いんじゃねェか?
[と、ワイングラスに停まらせたイドに向かって声をかけた]
俺はさァ、ただこうやって、みんなと話すのが楽しいし、
それは他の奴らも同じだろうし、
誰も血ィなんざ吸われたく無いだろうし
投票とかなァ、どうすりゃ良いんだホント……
[深くため息をつき、頭を掻いた]
そんな訳で、少しでも情報が欲しくてな
こうして本を漁ったりイドを飛ばしたりしてる訳だが……
――……フェリ君はもしかして、俺が鑑定師だと思ったのかな?
[>>256問われ、口を開きかけるが思いとどまり。
フェリクスへと尋ね返した]