― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
んー……そか、森とかもありそうなんだ。
修復資材も、手に入れやすいかな?
森があるって事は、水もなんとかなりそうだしなぁ。
[精霊術も用いて齎される情報をまとめる口調は、どこか軽い]
シュタイフェ・ブリーゼより、八幡へー。
前方に島影発見、見た感じ、森とかある様子。
潮流も落ち着いてるみたいだし、上陸は難しくなさそうだよ。
[声に安堵を交えつつ、島の情報を伝えて]
……これで少しは、落ち着けそう、かな?
[なんて呟くものの、それが希望的観測と知るのは、そう遠くなかった]