…何時かの。
この船を可愛いなんて言ってくれた御仁。だよな?
トール。何時ぞやはいい演奏を聞かせてもらった。
[ご乗船ありがとう。と、伝えてみせたが、
場末の酒場の客の一人を彼が覚えていたかは定かでない。
かつての彼へ払ったチップ>>207をダーフィトは
払い過ぎたとは思っていなかったからだ。]
トールと…ええと、お嬢さん。
ここのレストランは――、
[ダーフィトは今しがた出てきた扉を一度振り返り、
二人の方へと視線を戻してぱちんとウインクをしてみせて]
創作料理がオススメだぜ。
[先ほど食べたばかりの暗黒…料理を勧めたのだった。]