……だいぶ、存在が変質したようだが。 きみには、ひとつやり忘れた事があったんで、それを果たしに来た。[しばし見つめた後、影翼はふわりと翼を揺らめかす。どこか曖昧な状態なのは、僅かに透ける翼から容易に知れる事] ……俺の……告死の影翼の宣を違え、退けた者。 きみに、ひとつ呪いを送ろう。[軽い口調で言い出したのは、ある意味ではとんでもない事]