[抵抗もすること無く、固まっているセルウィン>>260既に彼の腕からは血が夥しく流れ続けている。総てが己の血肉への欲、破壊衝動を加速させる燃料と化し続ける。 ――欲しい……喰いたい。喰らいたい。欲求と衝動は止まることを知らぬまま。 ざわり、瞬時にその身を金色の狼へと身を変えその牙は、男の細い首筋へと向かう。*]