人狼物語−薔薇の下国

335 【飛入歓迎・RP重視の推理村】夢現の村【守護獣と死神の恋と試練】


【形】人形使い ゾフィヤ

守ってあげないと駄目な弱い薔薇が、ひとりで大丈夫なのか心配だったんだ。
また会えると思っていちど手を離したら、もう、つなげないからもしれないから。
わたしが『王子さま』なら、きっとそう思う。

[指先が彷徨い、コッペリアの眠る鞄のふちをそっとなぞる]

でも、そうだね。心配だけど――薔薇も頑張って待ったかなあ。
わたしも、みんながしあわせなほうがいい。そうでないと、『ぼく』が星を見たときに悲しい。
『ただいま』に『おかえり』を返す、想像すると嬉しくなる。
その星には『ぼく』に描いてもらった羊がいるのかも。賑やかで、楽しい。

[想像すれば、いつもの笑顔を、ちゃんと出来た。
この本を大事にしているという彼にも、その物語に込めた想いがあるのだと思う。
それが優しい記憶であるかは、その口調から、もしかしたら違うのではないかと思うのだけれど――それでも]

逢えたと思えば別れも素敵なものになる、本当にそうだね。
そんな風に考えたことがなかった。その考え方も、素敵だと思うよ。

(269) 2015/05/09(Sat) 00:10:41 (zelkova)

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