……ったぁ〜……。[伝わる衝撃に、息が詰まる。けれど、そちらに意識を取られている暇はなかった。肩に掴まる毛玉から、きゅー、という鳴き声のようなものがあがる。それが伝えたものと、近づく気配。とっさの動きで、カレルと自分の身体の位置を入れ替えた。繰り出された槍>>258が、身を穿ち、それが伝える衝撃が意識を揺らがせるけれど]