─艦内移動中─
[非番キターテンションの為に足取りが軽い。ついでに頬が緩んでるのも感じる。
そうしてふと、対峙している男二人を見つけて>>255足を止めた]
あれは……。
[俺から見て手前、つまり背中は時折見張り所で見かけるライナー中尉のものだとすぐに認識出来た。
対する男(コンラート)は、見ない顔だった]
シュタインメッツ中尉、この男が何か?
[他の上官相手よりも、背筋が伸びる。
理由は簡単。ライナー中尉のお父さんが、俺の上司同様(>>258)、父経由で俺の事を気にかけてくれているから。
だから一方的に、俺はその息子であるライナー中尉にも感謝に似た何かを感じていた。
相手が俺を知っているかどうかは別だけども]