― 従華会 in 凍柊の領域 ―
[結局のとこ、そうして寄り合いは俺達三人の開催と相成りました訳で]
なー、この密柑とか餅とか
雷華の領域にもどっちかおすそ分けいってくれない?
なんか俺、言葉の選択肢間違えたっぽいのだけはわかった……
数十年単位で、友達にはかなり時間と根気が要りそうだわ……
[紅蓮の花弁で餅が焼けるのを待つ間、ぐでーん。と炬燵でのびていた。
アレから、「えっなんで!?」「雷獣傷つけたので恨まれた!?」「やっぱペット同伴がよかった!?」と
俺なりに、そこそこ的外してる感じに原因を振り返る努力はしたのだけどな。
…あっ、御餅焼けたぞ。紅蓮の花弁を解いたら少し焦げ入りだした餅がぷっくりと丸い子供を生やしてた]