[出来なくはないとまで音になることはない。本来ならば、これすら上官として口にすべきではないのだろう。それでも少しの口調の崩れ>>92に、少しの本音を滲ませることは許されようか。僅かの苦味は、琥珀の瞳の笑みにも混ぜて]───もっとも、それで判断を揺らしているようでは困るが。[息をつくように、言葉を締め括った]