ヨセフ 貴様が──…闇に 堕ち来る日を … 楽しみニ 待ッテ ………[にやりと赤い双眸が、ヨセフその人のみを映し歪む。そうして、耐えかねたように遂にそれすらも崩れ落ちる。闇が砕けて広がれば、そこに残る形は何もなかった。ただ。膨大な魔力が砕け散る様は、その”死”は死を喰らう魔法要塞には知れたろうけど。]