人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】宮廷画家 ローレル

[  去り行く人を見送った後。
  人の気配が無くなった東屋で
  宮廷画家は紙袋から茶菓子を一つ取り出して
  徐に齧りながら東屋の小棚に手をかけた。  ]


 ボクは……
  貴方のように人を無条件に信じられない。
 …裏切られる前に裏切って生きてきたから。


[  呟き、取り出すのは
  いつか買ってあった小さな小瓶。

  誰に使うと決めているわけではない。
  只、いつでも使えるように、と
  懐奥深くにこっそりと忍ばせ、
  茶菓子と画材の補填を終わらせたら
  行く宛もなく、東屋を後にしたのだった。*  ]

(268) 2017/04/24(Mon) 22:51:23

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