[ベルティルデの施した応急処置の上から更に傷薬を塗られれば
>>257アイテと呻くことになっただろう。]
お前なぁ、もう少し優しく――…はぁ?
不器用じゃねえよ!包帯なんてな、傷を覆えてりゃいいんだよ。
[ぶつぶつ言うカークへ言い返していたが、
包帯が外されて、傷跡が出来ていた場所が
綺麗さっぱり――とはいかないまでも
治癒しかけたものになっているのを見れば目を剥いた。]
……お前、
[言いかけた言葉の続きを考えるように暫し黙る。]
―――― … 治るの早いなー。
[やがて、口にした言葉は、一言。]