くれぐれも、私が行くまで、外には出ないで下さい。[ 念を押す唇には、笑みが浮かぶ。男の役目は、ただ側に在る事では無く、護るべき相手に、敵の手が届く前に斬り捨てる事。何よりも、かつて男を信じると言った、少女の言葉に報いる為に。>>252それは、あの日...いや、もっと以前から...変わらぬ、最も大事なものを護ろうとする想いだ。** ]