[ しかし立ち止まる事無く向かうのは魔王様の元。>>231 ]覚悟なさい[ 極めて短い言葉と共に聖の短剣の切っ先が閃く先は魔王様の背中――…を狙う不届き者の黒騎士だが果たしてその区別がついたかどうか助けて貰った礼ではない後ろから狙う卑怯さが気に入らなかっただけ。(魔王ともあろう者が高々背後からの奇襲に負ける筈がない。ーー理性が追いついたのは閃かせた後だった)もしも魔王に刃を向ける動きが妨害されたなら回避に専念したであろうから切っ先は何も捉える事は無かったはずだ*]