[ そしてそこまで伝えてから。
ローレルの言葉にため息を吐く。 ]
…………そうね。
真実がラメールの害悪にしかならいのなら
国の為に曲げられる真実も、
時には、必要なのかもしれない。
それは、信念と同じ。
我を通すだけじゃない。
時には受け入れる事も必要なの、かも。
だけど
それで得た平和は、
本当に平和、なのかしら……って
ごめんなさい、わからなくなったわ。
[ 首を振り。
そして結局は為せない者の絵空事、には
同意したように縦に首をまた、振って。
── が ]